屋根形状の種類と架構の注意点

木造の屋根の形は、代表的なものとして、寄棟、切妻、入母屋の3種類があります。

それぞれの屋根の形により、架構設計上 注意すべき点があります。

 

 

寄棟屋根は、棟の端部から先の部分で長手方向、短手方向の関係が逆転します。母屋と隅木を支持する小屋束とその小屋束を受ける梁の配置を検討することが必要です。

切妻屋根では妻壁部分の梁に屋根と妻壁の荷重がかかるため、十分な断面寸法をとらなければならない。

入母屋屋根は、寄棟屋根と切妻屋根を合わせた形になるので、双方の注意点をみます。寄棟部分の隅木を支持する小屋束とそれを受ける梁の配置、妻壁部分を支持する小屋束の配置とそれを受ける梁の配置、及び断面寸法に注意が必要です。

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