木造住宅2階建て 耐震診断 補強 民泊への転用(神戸市兵庫区)

神戸市兵庫区にて、耐震診断をおこない、今後改修補強をして、ご依頼人は民泊へ転用されるようである。

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南側から見た外観である。

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北側から見た外観である。南北ともに、外壁のクラックが多く、劣化が激しい。

平面図である。南北方向は壁がしっかり存在しているが、東西方向は壁があまりない。

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建物の劣化が激しいため、以前の所有者が、危険に思い、鉄筋のブレースを入れていた。一本は効いている。

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浴室はユニットバスでない為、蒸気が隙間から壁に侵入し、壁の中の材木がかなり弱っていると予想される。天井はかびだらけであった。

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ちょうど、浴室の上部、2階の柱はこけており、柱のなかがスカスカの状態であった。改修するのであれば浴室を重点的に木軸をチェックして腐った材木は取り除き、新たに梁を入れたりしなければならないことが予想される。

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2階の和室2である。壁が少ない。

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小屋裏は、おそらくブレース補強と同時に梁に金物などをつけて応急処置をした可能性がある。

根本的な原因は、東西方向に壁が少ないのと、浴室の蒸気のもれによって、躯体が弱っているためにおこっていることであるので、そのことを見逃していた可能性が存在。

診断結果は
1階X方向 0.24 Y方向0.84 2階 X方向 0.42 Y方向 0.32

特に 1階の東西方向の評点が低い

南側からみた倒壊の様子である。

北側から見た倒壊の様子である。

・上部構造(建物)の総合評点としては「倒壊する可能性が高い」との結果になっており、1階の
東西方向、2階東西南北方向で評点が非常に低く、一階の南北報告で評点が低いことが挙げられます。
・地盤・地形:敷地の周辺状況で特に問題点が無いため「普通地盤」と判断しました。
・基礎:現地調査により基礎は「無筋コンクリート造」と判断しました。
・軸組:筋違は確認できないため、無しと判断しました。
・壁の配置・耐力:配置に関しては、1階東西方向に耐力的に有効な壁が少なく大きく評点を下げ、
2階東西南北方向も耐力的に有効な壁が少なく大きく評点を下げています。
・劣化度:貴邸は築後51年になり下記の点を考慮し劣化による低減をしています。
・基礎部分と外壁にに0.3mm以上の亀裂が複数カ所存在しています。
・小屋裏は天井点検口から状況を確認しました。
特に目立った損傷部分はありません。精密調査をお勧めします。
貴邸は地震に耐える壁の耐力が不足しています、又、壁の配置バランスも悪いため、バランスを考慮
の上、耐震補強をされる事をお勧めします。 地震に強い建物にするための補強方法としては、現在ある壁を中心にバランス良く壁の耐力を
高め、特にバランスの悪い部分については開口部や押入の一部に耐力壁を追加する事をお勧めします。
補強場所としては1階東西面壁,1階南北面壁,2階東西面壁,2階南北面壁補強などが考えられます。
今回の調査診断(一般診断)は人にたとえると健康診断と同じです。

補強計画を行った。

南側からの補強計画である。ブレースを外し、その両方向に壁を設置して、東西方向の壁の補強をおこなっている。

北側からの補強の様子である。浴室と風呂をだいぶやり替える。


改修1階平面図


改修2階平面図

これで評点1.0以上が確保される。

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