無料耐震診断と補強事例 補助金157万円 負担金額 約850万円 古民家再生 デザインリフォーム 神戸市北区 (高齢者住宅)

延べ床面積 170.9m2
計画策定費 35万円
耐震工事費 310万円
合計費用 1000万円
補助金 157万円
実質負担額 約850万円

神戸市北区にて古民家の再生を行った。明治36年建築の茅葺屋根の古民家である。改築前は、ご家族がとなりの離れにすんでおり、おばあちゃんが一人でこの古民家におすまいであった。座敷は、快適であるが、基本的には、冬寒く、室内は暗いというイメージがあった。耐震性も心配であった。アライグマが屋根裏に家族で住みついていた。冬場茅の空間というのは暖かく、動物がすごすのに適しているようである。

意匠的には、キッチン、ダイニングの天井を取り払い、大きな梁をみせて、開放的な空間計画とした。また、杉を中心に自然素材による床の内装材の選別をおこなった。

杉の床材は、厚みがあれば空気層を含んでいるため、断熱効果があり、床は冬場でも、冷たさを感じません。

玄関の入り口はいったところの写真である。

 現場監理が始まると 蟻による食害で建物の被害がかなり存在することが判明した。
 特に大黒柱が、床から1mほど食害を受けていたため、1mほどを 地盤面よりカットし、新たな新材を継ぐことにした。伝統的な大工の手法で、金輪継にてやりかえた(写真)柱が途中で、色が変わっていることに気づきます。

家屋の配置の仕方が、山の傾斜の麓のような平地となっているため、山の伏流水がおりてきて、建物を湿らせるという配置計画になっており、その水をふくんだ木を、蟻がどんどん食べていくようです。山の中の建物は、配置に注意することが重要だと思います。今回は、配置換えを行うことはできないため、木材に蟻対応の薬をうっています。

北区は寒いため、暖炉を設置して、暖かいダイニングを目指しました。

既存の座敷は、とても風情があるため、こちらは、壁等できるだけいじらない方向で、他の部屋の壁を耐震補強することによって家屋を持たせることにしました。

キッチンの前には簡単なカウンターをつくり、食事がカウンターでできるようにしました。

①クライアントの要望
要望としては、耐震改修とクライアントが高齢なため、寝泊まりして、トイレや水廻りに負担なく行け、快適で暮らしやすい家であった。

②改修計画について
計画としては高齢者に優しい住まいを目指した。
具体的には、布団からベッド仕様の和室へ。「寝室からトイレ、洗面、浴室などの水廻り」「居間などの広いオープンスペースから直接寝室や水廻り」。スムーズに楽な移動ができるように計画した。また、滑りにくい床仕上げ、ゆったりした幅の通路や出入り口、引き戸の多用、明るい照明計画とした。
部屋と部屋の温度差が激しい場合は、移動の際に、心筋梗塞になる可能性が高くなります。できるだけ温度差の少ない部屋とするために、壁、床に断熱材を入れたり、窓をペアガラス化したりして、冬でも暖かい家をめざした。
昔の家は、現代人には、寒く感じ、また、間取りが現代的ではないのでそれをどのように現代的にするのかが課題である。
耐震的には、壁が少ないので、耐震要素が少なく、構造的に、強く補強をしてあげるべきです。

 

④予算について
設計料含め、全体予算は1000万円ほどであった。耐震の補助金は150万円。
耐震で150万円、介護で100万円ほどの助成金を場合によっては受けることができます。この制度を積極的に利用されて家のリフォームを検討されては如何でしょうか?
昭和56年度以前建築の建物の図面作成 耐震診断は無料。その他助成金の無料相談も行っております。

平成20年度改修 延べ床面積 170.9m² 計画策定費 35万円  リフォーム設計料 85万円 耐震工事費 850万円 合計費用 970万円 補助金 137万円 実質負担額 860万円

以下 リフォームの流れを詳細にまとめています。

木造戸建て住宅デザインリフォームの流れについて
(耐震工事と間取りの大幅変更のリフォーム)
1 メールにてリフォームの相談をうける

 

2 クライアントとの初回面談 ヒアリングを行い設計提案を行うことを受諾する

3 現地調査 住宅の内外部の調査を実地。図面がない場合は実測を行い、  手書きの図面を作成 壁の位置、劣化状況、床下、屋根裏の調査

 

4 耐震診断の実施 構造的にどこが弱いのかの確認

 

5 プレゼン 企画提案

 

6 設計契約を締結 クライアントの要望に基づきプランを変更

 

7 耐震補強計画を策定 上部構造評点1.0以上となることを確認

 

8 プレゼン案と補強計画を提案 家具採寸

 

 

9 水廻りに関連するショールームを訪問 クライアントとの打ち合わせ4回目   キッチン、トイレ、ユニットバス、洗面台等の確認

 

10 展開図の作成 各部屋の打ち合わせ

 

11 施工者見積もり用の実施図面を用いて、工事内容を確認

 

12 一連の図面の作成

・概要書

・特記仕様書

・平面図 立面図  断面図 展開図(各部屋ごと)

・電気設備図(必要に応じて)

・ハーフユニットバス詳細図    キッチン詳細図

 

13 見積もり依頼 工務店に見積もりを依頼

 

14 現場説明 戸建て住宅の場合は 競争見積もりではなく特命で依頼する場合が多い。

耐震工事がしっかり施工可能な工務店の中で、相見積もりを取る場合が多い。

 

15 設備調査 配管ルートがどのようになっているのかを確認。道路脇の駐車場の汚水   雑排水桝 雨水桝を調査

 

16 工務店から見積もり提出 詳細見積もりを査定 減額案についての提案を行う

 

17 予算の調整 見積もり落ちや優先順位を確認しながら,予算の最終調整を行う。

 

18 工事契約 設計者 施工者 クライントが一同に会し,工事契約書を締結

 

19 近隣挨拶

 

20 着工 着工式を行う。

 

21 施工者と解体工事の打ち合わせ

 

22 解体工事の状況を確認 在来浴室の廻りがシロアリの被害を受けていることを確認等

 

23 解体工事の状況の最終確認 シロアリの被害の最終確認

 

24  解体工事の状況を確認し,構造補強計画の内容確認。    増設した基礎の状態をチェック。

 

 

25 構造補強工事についての状況確認。土台や柱の設置が始まる。

 

26 クライアントの工事現場訪問

シロアリの被害範囲の確認。補強方法の変更に伴う細かい間取りや窓の位置の変更について説明する。仕上げ材についての最終確認

 

27 構造補強の状況確認 金物による補強について確認

 

28 外装下地 防水 断熱施工等の確認

 

29 電気設備の配線等、家具の打ち合わせ

 

30 外壁の色 内装材の色 外構の照明等 打ち合わせ

 

31 水廻り器具の施工等

 

32 内外装仕上げの施工状況の確認

 

33 巾木の取り付け等最終仕上げ工事について確認

 

34 照明器具の取り付け

 

35 設計 施主検査

 

36 引渡し

 

毎日無料相談実施しています!

弊社では住宅診断、耐震リフォーム、デザインリフォーム、新築注文住宅等、幅広くご相談に対応させていただいております。相談は一切無料です。また弊社では、個人のお客様だけでなく、リフォーム等される法人の工務店様へ構造的な側面からお力になれます。お気軽にお問い合わせ下さい。