南あわじ市 土地 見分(宿泊施設の計画検討)
宿泊施設の計画をしたいので 一度 土地をみに来てほしいという知人からの依頼を受け、南あわじ市まで
いってまいりました。
海が良く見える場所があるため、そこに施設を計画したいということでした。
南あわじ市灘仁頃というエリアは、都市計画区域ではないため、用途地域も存在せず、開発に関しては問題ありません。
200m2を超える宿泊施設は建築確認申請が必要であります。 鉄骨造 RC造で建物をつくると確認申請が必要であります。
木造で2階建て、200m2を超えない建物で宿泊施設の建設は、建築確認申請は必要ないということが判明しました。
実際に土地をみてきました。
建設予定敷地まで 建築基準法の道路より40mほど離れており、道もかなり急なです。
道路付けに関しては既存の建築基準法上の道路から 私道を引く場合は自己負担として
道を造成しなければならないようです。
地すべり指定地域のようで、 道路の切土 乗切に関しても相談が 南あわじ市土木事務所に対して 必要です。
施設を建てたいという場所は、依頼者が一押しするだけあって、海がいい感じで見える場所となっていました。
二階建てにすれば、もっと良い眺望が得られると思います。
海側は崖になっており、地すべりの危険性が存在するため、建築するならとても慎重に計画を行うべき場所であります。
また 建物を計画する場所は急な傾斜のある山に接しており、この地すべりの危険性も存在するため、土をコンクリートで固め地すべりに備える必要性があると思います。しかしながら、公有地ではなく私有地であるためその費用は土地所有者が負担しなければならない状況であるように思いました。
土地は傾斜が存在するため 敷地の測量図を しっかりと作成しなければなりません。
平地となっている場所が建設予定地です。
下水道と上水道に関しても調査が必要であり、道路から引くには 土地の所有者負担であります。
この付近に 海沿いの ホテルが存在しており、そのホテルは6月まで 予約が埋まっているほど盛況のようです。
目の前が海であること、すぐに海水浴や釣りにいけること 海をみながら 過ごしたり、BBQができることなどとても良い条件が整っているようです。
この建設地に 宿泊施設を計画するには 道路から 計画地までの距離が40m近く存在するため、上水と下水を整え、道の整備を行い、土地の造成を行う必要性があり、建物周辺の環境整備に 相応の費用がかかると思われました。
依頼人は、それを踏まえ計画されるということでした。