F邸 新築工事(注文住宅 神戸市 高橋建築事務所)

神戸市にて、住宅の設計監理を行った。

居間西側から東側を見る。北側にカウンター型のキッチンと、階段、和室が見える。階段は、当初よりクライアントの希望で、シースルーのものにしたいということであった。

全体を茶色に統一している。居間上部は、梁をみせており、天井が通常より少し高い2650mmとなっている。 階段の北側には、窓と小さい庭を設けている。


キッチンはカウンター型とし、リクシルのものを用いた。キッチンの前には、収納棚を含むカウンターを家具職人に依頼して作成。

ごみ箱の位置等も十分検討に入れており、西側には勝手口があり、庭に出ることができるようになっている。収納はたっぷりの家である。

居間南側のウッドデッキと庭である。開口部が大きく、視線が南に抜けるため、広がりを感じることのできる空間となっている。西側には外物置を設けており、庭作業の作業道具が収納できるようになっている。

外観である。


玄関を北側から見た写真。タイルを貼っている。

玄関を入れば、北側に階段が存在しており、向こう側に庭が見えることのできる設計となっている。この玄関の東側には、玄関収納を広く設けており、釣り竿、ゴルフバック、自転車、靴等とてもたくさんの物を収納できるようになっている。

和室の床をデザインしてみた。奥から照明が落ちるようにあっている。

以下設計の概要。

神戸市にて、住宅の設計監理を行った。
①敷地について
 敷地は角地であったが、南側は隣地、北と西は歩道であり、東側のみ道路で、駐車場の位置は必然として東側となった。その為、エントランスも東側となった。南側にこぶしの木が存在し,南庭もいかしたいため、北側に住宅をよせる計画となった。東側道路を挟んでの隣地には大きな木が存在していた。
②クライアントの家の要望について
 
 まず、光風が通り,冬場暖かい家が第一希望であった。また、クライアントの趣味は釣りとサイクリングであり、玄関横に大きな収納空間が必要であった。玄関廻りの収納を,大きくとった。また、玄関はいれば階段が見れるようにしたいとの要望であり、シースルーの階段と庭を見せる計画とした。

③設計提案について

F邸の間取りの変遷の様子を,図とともに記載する。

当初のクライアントからの要望としては,

駐車場は2台分は必要
診療所はいずれ付加できるように余剰部分を残したい
西日が強い家はNG
鯉が実家に現状7,8匹おり、庭でかえないだろうか。
マウンテンバイクが趣味であり、庭に設置場所
庭いじりをできるようにしたい
庭に物置をおきたい
寒い家はやめたい。床暖は吹き抜けリビングには必要か検討
設備にはお金をかけ、メンテナンス費用はできるだけかからないようにしたい。
キッチンの床はタイルにしたい。
風、光がぬける家にしたい
玄関入ったところの階段は、シースルーとしたい。

とのことであり、基本的な、風が抜け、光がよくはいり、夏涼しく、冬 暖かい家が要望された。

配置に関しては、北側に寄せ、庭にあるこぶしの木を焦点とし、和室からは東側の敷地の樹木が見えるような配置とした。二階の平面に関して、未だ検討が必要であった。

二階の平面の計画がまとまってきつつあった。二階の寝室の北側に、物入れを置き、隠し部屋のような空間を要求された。


家具を置き、各部屋の収納状況も検討し、寸法が概算で現れ、具体的な平面の計画が煮詰まった。

 住宅とは,何よりも家族が毎日食事のときに顔をあわせ、家族みんなで食事をするという行為が一番大切なものだと考えている。その為,ダイニングテーブルに座る時間,空間を一番大切にしたいと考えている。この住宅においては,南側に大きな窓を設けウッドデッキを敷き,南庭に連続的に視線が抜け、また北庭も設けたため,南北双方向に視線と風、光が抜ける空間となっている。天井は,当初吹き抜けも検討したが、通常より少し高い2650mmほどの天井高とした。視線が抜けるため、空間は拡がりを感じれるものだと考えている。

 西側には,タイルの壁面とし、テレビの設置をしている。キッチンはゴミ箱の位置,冷蔵庫の位置を十分検討し,配置した。水回り設備のメーカーは、リクシルを採用したが,キッチンの手前のカウンター家具は、家具職人に依頼し,手仕事の感覚を感じれるものとした。二階は,小屋裏に、隠し金庫部屋等を設け、遊びを感じれるものを目指した。東側隣地の大きな木が見れるように和室を配置した。断熱は、 吹き付け内断熱を採用した。冬でも非常に暖かいとクライアントには好評である。
 
④予算について
 一般的には、木造住宅の坪単価は60万円~である。設計費用は工事金額の10%。競合した大手ハウスメーカーの提示金額は、坪80万円ぐらいとなりました。金額とプランニングで競合しましたが、既存住宅の撤去費用も合わせて考えると、ハウスメーカーよりも700万円近く費用を抑えることができました。我々、設計事務所に依頼して頂くと、割安で、良いプランニング提案ができると考えております。

予算配分のポイントを記述します。
 コストを抑えたくてもすべてをダウンするのはNG。まず、削っても支障の無い部分とOKな部分をはっきりさせることが肝心です。少ない予算でもこだわりを実現して、納得の我が家をつくりましょう。

 耐久性や安全性に関わる部分のコストダウンはさけましょう。地盤調査をおろそかにせず、問題があるなら改良工事をおこないます。建物では、基礎や構造などはしっかり作ることが大原則。健康や防犯の面でも手抜きは禁物です。建材や塗料は手軽な価格でも安全性の高い製品を選び、玄関ドアや窓は防犯性の高いものを選びましょう。防犯ガラスは高価ですが、家族の安全のために検討してみてもよいでしょう。配管が短くなる為、水廻りをまとめるのもコストダウンのコツ。同じ階だけでなく、上下階でも位置をそろえると、夜間に湯水を使っても、家族の安眠を妨げません。配管は修理点検がしやすいように点検口を設けます。将来設備機器を増設する予定があるならば、配管はすませておくのがベスト。

 職人の数や職種を抑えるプランニングが正解
 建物の形は四角い箱型がもっともローコスト。複雑な形になるほど壁面積が増え、材料費や手間賃がアップ。立面では、柱、梁などの構造が単純で一階の屋根がいらない総二階が最も割安で、床面積が広く取れる。間取りは間仕切りや建具のすくないオープンなものほどローコスト。内外装材の種類を絞れば、職人の職種が少なくなり、材料の無駄もでません。新築時のイニシャルコストだけでなく、すんでからの維持管理費や光熱費にも配慮を。雨風や太陽にさらされる屋根や外壁は、耐久性が高く、メンテナンスの楽な素材を選びます。冷暖房費を抑えるには断熱性や、機密性をよくするとよいです。

①地盤調査や基礎、躯体、外装材、ドアの錠前など耐久性や耐震性、安全性、防犯性に関わる部分は削らない
②設備配管などは点検修理のしやすい設計施工にする。将来設備機器を増設する予定なら、配管、配線をしておくとリフォームの際に壁や床などを壊さずにすむ。
③明るく風通しのよい間取りや、断熱性、機密性のよい建物にすると光熱費が削減。
④要望を列記し優先順位をつける
⑤材料費や人件費が抑えられるプランや内装にする
⑥造作収納は家具工事ではなく大工工事にする
⑦建材や設備機器はベーシックなものに。ただし、耐用年数や維持管理の費用、ランニングコストのことも考えて選ぶ。イニシャルコストが高くても耐久性があって維持管理費が安く済むものは結局経済的。

家づくりのスケジュールと費用の支払いに関して記載します。

①設計期間

基本設計 プラン提示により承認して頂ければ設計契約→実施設計(完了後 設計料の2割支払い) 構造設計→

見積もり期間 → 見積もり調整 → 建築確認申請図面作成 → 建築確認申請提出 → 工事請負契約の締結 → 地鎮祭 近隣挨拶→ 施工図作成 チェック
→確認済み証受領

②工事着工について

着工(工事費の前払い金3割 設計料の7割支払い)

→墨だし 基礎図面確認 土工事 →基礎の配筋検査 基礎コンクリート打設→二階の配筋検査 二階コンクリート打設
→ 建具図面の確認 家具の施工図の確認 → 屋根の配筋検査 → 上棟 → 屋根工事の施工確認 外壁工事の施工
確認 建具工事の施工確認 設備配管の施工確認 内装下地の確認 足場解体前外壁周りの確認 仕上げ工事の施工
確認 家具の確認 設備機器の動作確認 → 完了検査 → 設計検査 写真撮影など → 竣工 引渡し
(工事費の残り7割の支払い  設計料の3割支払い)

基本設計について

基本となる建物の構成を組み立てることを意味します。
主に建物の構造 ボリューム 諸部屋の構成 開口部の位置や素材感などの決定
給排水 空調換気の検討

実施設計について

家具の構成方法 素材感 住宅設備機器の選定 照明器具の選定
照明のあり方 スイッチの位置や種類 コンセントの位置や種類
窓の開き方 ガラスの種類 錠の有無 建具の開き方 素材感
防犯対策 床壁 天井の素材感
展開図はこのころに仕上がります。

当社のすまいづくりのコンセプトです。

家族構成や将来の構成、生活スタイル、間取りや設備機器など現在の住居の不満なところ 満足しているところ、家族がどんな時間を大切にしているか どんなくらしがしたいのかの要望を列記します。また、同時に資金計画をたてます。そして、地震に強い構造計画、建物の傷み具合に対する対策、使いやすいキッチン、浴室など水廻りの計画、省エネ対策、バリアフリー対策、防犯対策、収納計画、回遊性のある動線計画、快適な室内環境を維持する設備計画、などといった機能的な事をまずは踏まえます。その上で、風や光や緑といった自然を取り入れ、四季の変化が感じることのできる庭、テラスなど屋内と屋外の空間を緩やかに繋げる空間を提案し、理想的なすまいをイメージしてもらいます。
その後は、予算枠との中で、優先順位をつけ、理想を現実にする計画をたてます。

こだわり部分が実現できれば満足のいくすまいとなります。

建築空間の設計とは、単なる空間のデザインに留まらず、その空間で、これから家族がどんな時間を大切にし、どんなくらしがしたいのかという生活と活動をイメージすることだと考えています。

既存建物の状態、予算、家族構成等、多様な条件を考慮しながら、最も重要である住み手の個性、その人が素敵だと魅力的に感じるスタイルを一緒に探し出して行くことに重点をおいています。お客様とお話しする際は、よりよい空間についてじっくり話し合い、数多くの打合せや提案を重ねます。その中で、空間のあり方についての様々なアイデアが生まれ、理想的な空間が導き出されてくるものだと考えています。

当社では、以下のような事業をおこなっています。お気軽にお問い合わせください。

家づくりサポート事業

 

当方の事務所では、新築、リフォーム共に、積極的に取り組み、その環境を良くすることによって、物理的にも、さらに人の精神的な部分も高めるような設計を心掛けたいと考えております。

 

①資金計画サポート料金5400円~(税込)1時間ほどです。

住宅ローンの考え方は?どんな借り方が良い?家族の誰がどの程度出資するのか?贈与税や相続税の心配は?など家づくりのお金についての悩みを整理するための専門家によるコンサルティ

ングです。

 

②建物のボリュームプランの作成(戸建て住宅,賃貸等集合住宅新築)

料金 内容によりお見積もりします。購入を検討している土地が、極小土地や変形地であったり、斜線制限などの法律が厳しい場合に、その敷地に建てることができる具体的な建物の大きさ

を確認するために、面積や階数、高さなどのボリュームを作成します。

 

③建物現況調査 ホームインスペクション

具体的には、耐震補強の必要性を相談したい方,お住いの住宅に関して建て替えかリフォームを検討されている方、中古住宅の購入を検討されている方 となります。

2018年4月から宅建業法の改正により注目されております。中古住宅における建物現況調査では,基礎の鉄筋の有無や,建物全体の壁量バランス,外壁の劣化状況などを調査し,建物の劣化,耐震

レベルについて説明します。

 

リフォームを検討されている方は,どこまで耐震補強ができるか,検討している補強方法が適しているか,断熱材やペアガラス導入による省エネの検討、バリアフリー、補助金等の検討などを項目として取り入れて頂けることとなります。また、建て替えとリフォームを迷う方は、調査報告と合わせてオプションの建物ボリュームプラン作成をご利用頂くと建て替えた場合の建物の大きさも確認できます。

STEP

a) 事前確認

  1.  確認申請書類 検査済証 現況図面の確認     (現況図面がない場合は、図面作成を必要。別途料金)
  2.  基礎、蟻害、結露、雨漏れの履歴確認等

b)現地調査 建物の調査

建物の調査を行います。

c)結果報告

建物の劣化状況、耐震レベルなどについて、調査結果書をもとにご説明します。追加で耐震補強案を作成し、補強工事でどの程度耐震補強が可能かの検討もできます。建物の状況によってはより精密な限界耐力計算などを必要とするケースもあります。

 

料金 現況検査 5万円 図面費用 2-3万円(規模による)(税別)

 

瑕疵保険加入の際は、別途5万円ほど必要ですが,1年か5年保証が付き1000万円ほどの保険が付きます。

 

なお、神戸市の補助制度により、中古住宅の購入時のインスペクションに最大25000円、瑕疵保険加入に37000円の 補助が 神戸市よりつきます。

 

 

毎日無料相談実施しています!

弊社では住宅診断、耐震リフォーム、デザインリフォーム、新築注文住宅等、幅広くご相談に対応させていただいております。相談は一切無料です。また弊社では、個人のお客様だけでなく、リフォーム等される法人の工務店様へ構造的な側面からお力になれます。お気軽にお問い合わせ下さい。