宿泊施設の事例
以前、依頼を受けて、設計にからんだ事例(別荘 宿泊施設)のご紹介。
■敷地
平坦な敷地が100坪ほど存在していたため、平屋のビラを木造にて計画することにしました。土地に、メタセコイヤツリーが存在していまして、それを中心に建物配置を考えることで、木を中心にした空間構成となっています。どこにいても、木が感じられます。木の廻りには、青いタイルをひいて、水盤がおかれています。
■平面計画のポイント
部屋の配置を検討するにあたり、浴室の位置がポイントとなりました。地形が高台に存在しているため、浴室から、軽く海がみえるということで、浴室の位置が決定されました。
場所は、海流の関係で、冬でも暖かいため、廊下は外廊下です。廊下が外廊下であるため、部屋と部屋の間は、いったん外を出て行き来することになりますが、問題ありません。
BBQをする場所が、南側の半屋外テラスに設けてあります。ここで、夏場涼んだりするようです。
キッチンで食事を作って、ここで食べることのできるスペースになっています。
食事を作りながら、木をみたり、水盤を見たりすることができ、とても楽しい空間になっています。
北側のリビングです。この南にはメタセコイヤツリーがあり、室内でも木を眺めながらゆったりとすることができます。
北側和室です。沢山の人が泊まれるように和室が計画してあります。
平面図です。
・メタセコイヤツリーを中心に部屋が配置されているのがわかるかと思います。
・浴室から、軽く海が見えます。
・リビングの東側にはシュミレーションゴルフを行う部屋があり、キッズルームも併設しています。
・部屋と部屋は外部廊下でつながっています。室内にしても良かったのですが、廊下を外部にすることで、建具等の費用を抑えています。
・南側のデッキでは、北野メタセコイヤツリーと南側に存在する大きな木も眺めることができ、楽しい半屋外空間となっています。
・キッチンダイニングからは、駐車場がみえ、自慢の愛車を眺めながらお酒を飲めるという設計です。
以上 紹介でした。