「事例紹介」戸建てリノベーション(神戸市)解体後の工事注意点(梁 筋交い 土台)

2025年7月より工事をしておりますリノベーションの状況です。

梁と筋交いと土台に、解体後注意するところが見受けられましたので、記載することにしました。

解体した後に、よく状況を確認して、どのように今後工事をしていくのかは、設計者の重要な業務になります。

 

解体中の状況です。在来木造の家を 間取りを変更して、耐震工事と断熱工事、水廻り改修、屋根工事を行います。

壁を解体しましたら、筋交いが存在していましたが、片方の筋交いが切れてクロスで存在していました。この場合は、筋交いは互い違いに付け、途中で切断してしまっては 切断している筋交いは 筋交いとしての意味をなしません。また筋交いは、30×90の筋交いでしたが、現在の主流は、45×90のサイズであり、筋交い端部に金物が入るはずですが、入っておりません。

浴室を解体した状況です。赤で囲っている土台は、浴室と脱衣室の間に存在する土台でしたが、腐ってボロボロでしたので取り替えました。これは、浴室の水が 長い時間をかけて、漏れたりして、土台が腐る減少で、よくあることですが、蟻に食べられている形跡はありませんでした。

これからユニットバスを入れるため、左官やさんにお願いして、コンクリートを敷設しています。

床下には断熱材を根太と根太の間にいれています。

床のフローリングを敷き詰め始めました。

解体後梁が細いことが判明したため、梁の補強を行うことにしました。

 

以上

筋交いの状況の確認と 土台の腐っているものの確認と 梁のサイズの確認を行い、大工さんと打ち合わせをして、工事を進めていきます。

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