ウィズコロナ時代のオフィスデザイン

ウィズコロナ時代の働く環境はどうなる?

コロナ禍によるオフィスの改修事例

 

オフィスを縮小移転したり、多拠点から1拠点に集約したり、オフィス内のレイアウトを変更するなど、人の密集を避ける方法を取り入れる企業が増えたようです。出社率を2-3割程度まで抑える企業が多くなり在社人数を減らす状況が多々存在していました。ブースや間仕切りを設けて、物理的に隔離を行っています。 出社率を下げることが難しい業種の企業の場合は、個室や作業デスクを増やして一人当たりのスペースを大きくするようにすることも存在しました。

テレワークリモートワークの促進に伴い、オフィス環境のありかたが問われている。ステイホーム期間を経て、働き方の自由度が高まり、遠隔コミュニケーションの実用性を体感して、在宅勤務を導入する会社が増加してきている。こうした動きの中で、リモートワークとリアルワークのハイブリッドを目指したオフィス設計が望ましいのではないかといわれ始めたようです。

コロナ禍で、リアルな場は一度否定されたように感じましたが、自分はここに属していると感じさせる場所は重要なようです。人口密度が高い日本の都市部では、面積の都合上オフィス空間における一人当たりの専有面積は狭くなりがちである。コロナ禍では、在宅が増えたために、今後オフィス空間を縮小させるという流れがでてくるが、単純に面積を縮小するのではなく、ゆったりと使えるオフィス環境に舵を取っていく方向のほうが望ましいのではないだろうかという話がでてきています。少ない人数でこれまでと同じ面積を使用すれば、個人単位ではより豊かにオフィス空間を使えます。例えば、オフィス内に気分転換ができる開放的なテラスなど。コロナ禍がこれまでの窮屈なワークスペースを変えるきっかけになるのかもしれない。

 

参考文献)商店建築 2021年4月11月 2020年4月11月 2019年4月11月 発行所 株式会社 商店建築

家具のレイアウトで人との距離をデザインする。

ソーシャルディスタンスを確保しながら、飛沫感染を防ぐ新しい家具やオフィスレイアウト

参考文献)商店建築 2021年4月11月 2020年4月11月 2019年4月11月 発行所 株式会社 商店建築

フリーアドレス用のワイドワゴン

ロングテーブルは距離をとれるが、障害物がなければ、スタッフ同士が接近してしまう。あえて、ワイドワゴンを座席間に配置することで物理的な距離を確保することを意図してデザイン。

参考文献)商店建築 2021年4月11月 2020年4月11月 2019年4月11月 発行所 株式会社 商店建築

執務デスク

島型レイアウトにはせず、半個室のレイアウトを採用している。人と人が向かい合わない配置にすることで、飛沫を防ぐだけではなく、空間を広々と使いながらプライバシーを確保する。

 

自宅ではできない高性能でプロフェッショナルな働く場所を設けてあげるのは、仕事の効率をあげる可能性が大きい。パブリックとプライバシーの領域を少しずつ調整し、プライバシーが確保されながらも、オフィスと在宅ワークの中間のような場所がのぞまれている。

 

 

床から吸気、天井から排気する高効率な換気システム

参考文献)商店建築 2021年4月11月 2020年4月11月 2019年4月11月 発行所 株式会社 商店建築

距離をとることだけでは、防ぎきれない飛沫による空気感染のリスクを減らすには、換気システムの向上が重要です。オフィスビルで一般的に採用されているのは、天井から給気排気を行う方式だが、床下から吸気、天井から排気するシステムがこれからは有効かもしれない。換気の性能を高めることは重要だが、換気のシステムを見直すことも重要です。従来型の天井からの給排気は、乱気流が発生するため、室内に汚れた空気が溜まりやすいです。置換換気だと、人間の体温やパソコンの熱により生まれた上昇気流で床面の空気を一度に天井まで持ち上げられるんで、効率よく空気を循環させることができます。

 

これからの働く場所は、どうなるのか。

人々が集まる場所が都市部から郊外や地方に移っていく可能性があります。大規模マンションの共用部に住人が共同で使える複合機や会議室があれば、リモートの不便さを解消できます。子育て世帯のために、幼稚園や保育園の一角にワークスペースを作って、お子さんを預けている間に仕事ができる環境を整えるなど、テレワークの促進により、地域ならではの良さを活かしたコミュニティーつくりが活性化する可能性があります。

安全面に配慮したオフィスデザイン(コロナに対する安全性のレベルを企業がどうとらえるのか)

 

人と人とが対面しない座席配置。ソーシャルディスタンスを保てるレイアウトプラン。卓上へのパーティション設置。卓上へのパーティションの設置。可変性 消毒ステーションを複数もうける。給湯や印刷の複合機のある共有スペースを分散させる。消毒清掃がしやすい仕上げ材の導入。 抗ウィルス素材、機器の導入 来客用のミーティングエリア デスクの天板に抗菌塗装 殺菌効果のある紫外線照射装置 人口密度がコントロールできるように可動式のデスク スタッキングチェア ウェブミーティングスペース

参考文献)商店建築 2021年4月11月 2020年4月11月 2019年4月11月 発行所 株式会社 商店建築

参考文献)商店建築 2021年4月11月 2020年4月11月 2019年4月11月 発行所 株式会社 商店建築

 

 

コロナ禍はテレワークを発展させた一方で、リアルな場の重要性も明らかになりました。オフィスでしかできないことを明確にし、働く人がオフィスにいきたくなる空間づくりが必要となってきている。家よりもオフィスで仕事をしたほうが気持ちよく作業できる環境や、その企業のカルチャーを感じられる空間、エンゲージメントが高まる空間は、これからの時代のオフィスデザインの大きなテーマとなります。企業は、企業らしさを追求していくことがさらに大切になります。そして、丁寧なヒアリングをもとにその企業らしさを具現化する作業が必要になります。つながる場所をどのようにつくり、それぞれのつながりかたをどうするかにデザインの主眼をおくことが重要になってくる。

 

 

 

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