特殊建築物定期調査(二方向避難 EL遮炎性能等)神戸市中央区 店舗付き共同住宅

神戸市中央区にて、特殊建築物定期調査をおこなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

①北側隣地の擁壁の土管が崩壊し、雨水の排水がうまくいっていないと考えられた。
隣地の所有者と協議され、土管を整備してもらうように通知するのが良いかと思われます。また、入居者が、ごみ等を棄却している状況が見受けられた。

②防火戸が階段へ避難する 避難方向に開かない状況が存在していた。
解決策としては、図のように、くぐり戸を設けるという手法もあります。

 

 

 

 

 

 

 

③屋上機械室の天井壁が、ひび割れの状態が多く、天井のモルタルが剥離して、落下してくると考えられた。屋上の防水のやり替え済みであり、人的被害は問題ないであろうと考えられます。

④EV遮炎性能なし EVも下の階で火災が起きた場合に、上階まですぐに燃え広がるため、
扉に遮炎性能のあるものをつけて頂く必要性が、現在の法律の基準では存在します。

⑤6階以上で2以上の直通階段、又は屋外避難階段と避難上有効なバルコニーが存在していないので、必要である。
現在の建築基準法を満たすものではありませんが、建てられた当初の法律の基準を満たしていたため、既存不適格として、判断します。
→これは、改修するわけにもいかず、どうしようもないかと思われます。

以上 特殊建築物の定期調査を行うと、建物の不具合と現在の避難経路や、防火区画が明快になり、今後建物をどのようにして保守管理運営していけばよいのかの大きな指針の一つとなると考えられます。
ぜひ、数多くの調査報告の経験のある当社まで、ご連絡ください。

 

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