福祉のまちづくりアドバイザー 兵庫はじまり館 (仮称)

兵庫県福祉のまちづくりアドバイザー業務に参加しました。

中央市場のすぐ近くに 2年後建設される兵庫はじまり館の バリアフリー等のアドバイザー業務です。

視覚障害者 聴覚障害者 車椅子使用者 介護福祉士の意見を聞きながら バリアフリー等の意見を当方が とりまとめていきます。


兵庫県庁にて行われました。建築確認申請を行う前で、最終確認の状態です。

県の職員と 設計事務所と アドバイザー 10数名での打ち合わせとなりました。
基本的な項目は整備計画済みであることから、点検助言は概して施設運営における配慮事項と、福祉のまちづくり条例の施設整備基準にとどまらない施設整備事項についての点検助言内容となった。

施設の概要としては、江戸時代にすでに存在していた役所を復元し、初代県庁館としてよみがえらせます。


その隣に、歴史ミュージアム機能を持った県のPR施設をひょうごはじまり館としてつくり、県の成り立ち、歴史 文化 産業 など県の魅力を理解する展示施設を一体的に整備するようです。
来館者用のエリアとして、1階に常設展示室及び映像シアター室等を整備。2階には企画展示室及び常設・企画展示室、情報プラザ、観覧テラスを整備。3階に研修室を整備。
1階に多機能トイレを設置予定。また駐車場に障害者用駐車場を整備。

配置図です。接道状況と、入り口、車いす利用者の駐車場(1番)、駐輪場等、建物と外部施設の状況がわかります。赤色の部分が車いす使用者用駐車場です。

1,2階平面図です。
2階の屋外テラスに出れば、西側の初代県庁館を見下ろすことができる設計になっています。

3,4階平面図です。

さて、様々な意見が出ましたのでまとめていきます。

・車道と歩道の交差点
駐車場から一般道へ出る出口には白線だけでなく「とまれ」の文字があれば一旦停止できて安全です。わかりやすい位置に計画している。
・車いす使用者用駐車場
わかりやすい位置に計画している。車道に駐車場の案内板を設置するということでしたが、場所を図面に記載ください。車が止まれば車いすマークが隠れるため道路面全体を色分けすれば遠くからも認識しやすい。
数が少ないこともあり、例えばホームページ上で予約できるなど、運営面での配慮を期待している。

・車道と歩道の分離
駐輪場の入り口と、駐車場の入り口が同じで、動線が交錯するため、危険。駐輪場は単体で入り口を設けるべき。

・誘導ブロックの配置
近辺のバス停と最寄り駅からの点字ブロックを設置してほしい。誘導ブロックの位置は図面に記載してわかりやすいものとしてほしい。

・外部出入口(風除室)
自動ドアに関して、停電時は、手動に切り替えて、常時開放を検討中。

・内部出入口
出入口全てに点字ブロックが欲しい。出入り口から展示物までも全て点字ブロックが欲しい。

・わかりやすい施設案内板の設置を望む。

・車いす使用者用のカウンターが設置されている。
高さ700mm奥行き600mm、簡易な椅子があればよい。杖や傘の置場が望まれる。

・階段等の点状ブロック。
床の色は、集成材の色であり、点上ブロックの色はステンレス色である。木の色とステンレス色との対比がしっかり存在してほしい。

・エレベーター
停止する予定階の音声案内は停止前に音声案内があるか確認してください。

・トイレ
トイレに入るドアの手前に点字ブロック、手洗い器、便器までも点字ブロックを敷設してほしい。

・多機能トイレ
男性用の小便器があればありがたい。便器は、自動感知の洗浄装置の場合に流れないときを考えて、レバーが欲しい。
荷物置き場の床からの高さは700-1200mm、フックの床からの高さは1300mm。荷物の量が多いので荷物置き場が多くほしい。

・標識サイン
1階は多目的トイレ有り、2階は多目的トイレなし、各階トイレの奥にはベビーカーも入れる大きめのトイレが存在しているという表示をしたほうが良い。

・文字等の大きさ
明朝体よりゴシック体のほうが見やすい。

・非常緊急時の避難など
館の規模がそれほど大きくないため、人による通知で問題ないが、視覚障害者としては、明確な避難経路を示してほしい。

以上、様々な意見が 飛び交い 非常に有意義でありました。

個人的には、視覚障害者のかたは、情報を 視覚でえることができないため、聴覚と触覚で えている ということが実感でき非常に興味深いものでした。

現在のコロナの状況と反対なりますが、触ることによって得られる情報をとても大切にされておられ、触って楽しめる施設の可能性というものも感じました。

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