ホームインスペクション(住宅診断)神戸市北区

神戸市北区にて、中古住宅購入前の ホームインスペクション(住宅診断)を、依頼を受けておこなった。築29年、延べ床面積160m²、枠組み壁工法(2×4)二階建の比較的大きな木造住宅である。一般的なインスペクション以上に、精密なインスペクションで、しっかりと住宅を診断して不具合点を確認して、購入前と購入後のリフォームの十分な参考としたいとのことであった。一般的なインスペクションでは、構造上の瑕疵と雨漏れ等の雨水侵入を重点的にみていきますが、今回は、それに加えて、屋根、小屋裏、床下侵入調査、コンクリート圧縮強度試験、基礎のコンクリート圧縮強度試験を精密におこないました。


地盤・地形に関しては、敷地の周辺状況で特に問題点が無いため「普通地盤」と判断しました。敷地南側RC造の車庫の壁が敷地擁壁となって存在しています。

車庫の屋上防水と水処理に注意が必要です。

また、二階のバルコニーも防水処理に注意が必要です。バルコニーには、ブロックを敷き詰めているため、建物に重量がかかるということと、隙間が少ないため埃が溜まり水がうまく流れないようになっていました。ブロックを除去し、防水をやりかえたほうが良いと指摘しました。

基礎に関しては、現地調査により基礎はひび割れ等が存在しており、問題ありと判断しました。

具体的には、建物南側基礎、北側床下換気口廻りにひび割れが存在しています。また西側基礎も膨れが存在し、浴室からの水漏れと考えられます。


外壁に関しては、15年前に塗装を行ったということで、状態はよいです。

床下、小屋裏に関しては、実際に侵入して確認をおこないましたが、問題は存在していません。

小屋裏は、断熱材を敷き詰めていましたが、29年間掃除をしていないため、埃がたまっていました。掃除されることをお勧めしました。トイレの換気扇の排気口が、外気に面せず、そのまま小屋裏に存在していました。

小屋裏には、通気口が存在するため空気は流れますので、多少においはしますが問題なしと判断しました。

・屋根については苔が生えており、所々塗装のかすれが見受けられるため、高圧洗浄をして再塗装されることをおすすめします。

・基礎の鉄筋探査を行いました。問題なく100mmピッチで鉄筋が存在していました。

・コンクリートの圧縮強度試験を行いました。住棟(単位はすべてN/mm2) 東 15.5 北 20.6 西 25.5 南 11.8 車庫 東 56.9 北 31.4 西 58.8

 基準値 21(誤差は+-2程度) 若干低いところも見受けられましたが、今回は、問題なしとの判断を行いました。

・下げ振りによる調査では、北に2/1000、東に2/1000程度の傾きがあります。6/1000以下の為、今回は、問題なしと判断しました。接合部の問題点については、今回建築確認申請書が存在しており、検査済み証も発行されていることと、小屋裏、床下調査により、問題なしと判断しました。 問題点としては、①車庫廻りの防水処理   ②基礎のクラックとコンクリートの爆裂 ➂二階バルコニーのブロック処理、防水処理が挙げられます。①②➂に関しては、適切に補修されることをお勧めします。 特に、間取りを変更したり、柱、壁の位置を変更する改修工事(リフォーム等)を計画される際は 建築士にご相談されることをお勧め致します。目視できない部分につきましては実際には確認できませんが、廻りの状況などから調査員の判断で評価しております。

毎日無料相談実施しています!

弊社では住宅診断、耐震リフォーム、デザインリフォーム、新築注文住宅等、幅広くご相談に対応させていただいております。相談は一切無料です。また弊社では、個人のお客様だけでなく、リフォーム等される法人の工務店様へ構造的な側面からお力になれます。お気軽にお問い合わせ下さい。