特殊建築物定期報告 (二方向避難 防火戸の開閉不良等)神戸市 兵庫区 店舗付き共同住宅 

神戸市兵庫区にて、店舗共同住宅の特殊建築物定期報告をおこなった。

指摘項目は、

1

耐震診断の未実施 昭和47年の建築物であるため現在の耐震の基準を満たしません。
耐震診断をして、補強工事をされることをお勧めします。

Exif_JPEG_PICTURE

 

 

 

 

 

 

 

 

2

6階以上で2以上の直通階段、又は屋外避難階段と避難上有効なバルコニーが存在していないので、必要である。
現在の建築基準法を満たすものではありませんが、建てられた当初の法律の基準を満たしていたため、既存不適格として、判断します。
→これは、改修するわけにもいかず、どうしようもないかと思われます。現状の西側に存在する避難階段は、現在の建築基準法を満たすものではありません。

 

 

 

 

 

 

 

3

EV遮炎性能なし EVも下の階で火災が起きた場合に、上階まですぐに燃え広がるため、
扉に遮炎性能のあるものをつけて頂く必要性が、現在の法律の基準では存在します。
これも、既存不適格として処理します。

 

 

 

 

 

 

 

 

4

防火戸の開閉不良は、火災が起こった場合に危険ですので、直ちに改善をお願いします。また、手前の障害物の撤去もお願いしました。

Exif_JPEG_PICTURE

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上

防火戸の感知器連動型への改修は、急務を要するものとして、報告させて頂きました。

当社 特殊建築物の調査報告の 詳細は こちら

https://arch-takahashi.com/report/ まで

毎日無料相談実施しています!

弊社では住宅診断、耐震リフォーム、デザインリフォーム、新築注文住宅等、幅広くご相談に対応させていただいております。相談は一切無料です。また弊社では、個人のお客様だけでなく、リフォーム等される法人の工務店様へ構造的な側面からお力になれます。お気軽にお問い合わせ下さい。