地震発生のメカニズム(木構造講座⑥)

地震発生のメカニズム

地震発生のメカニズムには 大きく分けてプレート境界型と活断層型と二つ存在する。

プレート境界型
地球の表面は,20枚ほどのプレート(地殻)により構成されている。プレート内部で対流しているマントルが地表付近で冷やされて固化したものがプレートである。プレートはマントルの対流に追随して移動するため,プレートの境界では歪が蓄積される。このひずみが解放されたときに地震が生じる。
日本列島で地震が多いのは,北米プレート,ユーラシアプレート,フィリピン海プレート,太平洋プレートの4つのプレートの境界上にあるためである。

活断層型
活断層とは,200万年まえから活動し,今後も活動する可能性のある断層をいう。およそ500-3000年に1回の割合で動くとされ岩盤に切れ目が生じ,それに沿って両側の岩盤が急激にズレ動くことで地震を発生させる。
断層のずれ方によって垂直ずれ断層,水平ずれ断層,複合ずれ断層の3つに分類される。
活断層は,大小含めて非常に多く存在し,日本では近畿 中部 伊豆に集中している。また、まだ発見されていない断層が多く存在するといわれている。


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